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皆さまこんにちは。 「ADPAニュースレター」2020年5月号(Vol.024)をお届けします。 まずは先回のペーシングです。
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……ピンチという状態は、別な言い方で表現すると「今までのやり方が通用しなくなった」と言うこともできます。
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つまり、「今までの方法では通用しない」ことに気づき、どうしたら良いのか「別な方法」を考え、それを実践することで「学び」と「成長」が得られます。…。
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意図の設定
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私たちは、目標や目的(ゴール)を設定すると、それに関連する情報をキャッチしやすくなり、意識や行動も変化していきます。
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目標や目的を設定することの大切さは以下の記事をご参照ください。
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今回はゴールに辿り着くまでの道のりについてのお話です。
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意図の設定とは
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例えば、ビジネスの現場で売り上げの目標を立てたとします。
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もし、気持ちのどこかに「かなり頑張らないと難しい」とか「苦しい戦いになる」などがあるとしたら、意図の設定を見直してください。
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旅行に行く時に、当然目的地を決めます。これがゴールです。 意図の設定とは、「現在の地点からゴール地点へどのように向かうのか」を決めることです。
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例えば、東京から北海道へ行くときに、飛行機も使えるし、新幹線も使えるし、船でも車でも様々な手段が選べます。 また、「食事を楽しみながら」とか「友達とゆっくり話をしながら」とか「景色を眺めながら」など目的地に至るまでの過程も大切な要素です。
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このように、ゴールは最終的な結果であり、意図は「どのように」という体験や過ごしかたなどの質的なものになります。
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「北海道旅行」というゴールが達成されても、「トラブルに巻き込まれてひどい目に遭った」とか、「体調を崩して楽しめなかった」という旅行を初めから望む人はいないでしょう。
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ゴールを設定すると同時に意図も設定することが大切です。
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何故意図の設定が大切か
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神経生物学者、細胞神経学者のブルース・リプトン博士によると、人間は1秒間に40億ビットの情報を取り入れているそうです。
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そのうち、意識で処理できるのはたったの2,000ビットです。
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その中から、自分にとって必要な情報だけを取り込むように、意識と無意識の間でフィルターの役割を果たしているのが、脳幹の中にあるRAS(脳幹網様体賦活系)という存在です。
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RASは、私たちが考えたこと、注意を向けたものを無意識に届け、無意識はそれを実現するために尽力します。
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ゴールを明確に設定することによって、ゴールが達成しやすくなるのはこのためです。
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しかし、ゴールは達成しても、人生を楽しめない、心が満たされないのであれば、本当の幸せとは言えません。
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ゴールの設定と共に、意図の設定もすることで、まるでアンテナが立つようにその過程においても願う方向に動きだします。
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意図の設定のヒント
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意図の設定は、まるでハッピーエンドの映画のシナリオを考えるようなものです。
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ゴールは、最終的に「なりたい自分」や「手に入れたいもの」などの目的です。
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それに対して意図は、「どのようにそうなるのか」という状態や、「どういう気持ちで」などの感情面も含めて、自分が好ましいと思える様子を基準に考えると良いと思います。
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「楽しみながら」「仲間と一緒に」「無理なく」「安全に」「ワクワクしながら」「短期間で」「冒険をしながら」「能力を発揮して」「皆に喜んでもらいながら」等々。
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さらに、「そのためには、今日一日をどのように過ごすのか」など、意図の設定を実生活に落とし込んでいくことで、ゴールに向かっていく私がより現実的になり、そのプロセスにおいてもより良い状態で進めていくことができます。
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◇ ADPAサイト / 最新記事:Iメッセージ・Youクエスチョン
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