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皆さまこんにちは。
「ADPAニュースレター」2022年9月号(Vol.053)をお届けします。

まずは先回のペーシングです。

…洞察とまではいかなくても、相手に関心を持ち、どんな人なのか、どういう状況なのかを知ることは、コミュニケーションを円滑にする上で大切です。

分からなければまず聞くことから始めます。
その上で、伝えたいことがあれば自分の言葉で意見を述べます。

相手の状況を知らずに、自分の意見も添えず、第三者の意見や表現をそのままぶつけるのは、コミュニケーションが破綻するだけでなく、最悪の場合は相手を侮辱したり、相手に対する攻撃になってしまいます。
…。

詳しくはアーカイブをご覧ください。
https://adpa.site/coaching/media-literacy-and-coaching/

今回のニュースレターは、最近寄せられたお客さまの声と、その内容に関するコーチからの簡単な解説をお届けします。

過去を手放し⼀本の道に歩みだす

過去を手放し一本の道に歩み出す
お客さまの声の全文は以下URLをご参照ください。
https://adpa.site/voice/customer_11/

記事から一部抜粋します。

何⼗年も前に投げかけられた、とある⾔葉を処理できずにいました。

    …中略…

    そんな中、コーチングセッションで⾏うように、私のイメージの中で相⼿の⽴場と⾃分の⽴場とを置き換えて、そのやりとりをシミュレーションしてみました。

    そうすると、不思議なことに相⼿の⽴場が⾒えてきて、何がベストな状態なのかが明確になります。

    その⾔葉の背景から相⼿の⾔いたかったことも、その⾔葉の意図も、その時の状況に沿って導き出されてきます。

    その体験は、私にとって感謝しかありませんでした。
    それだけで⼗分だし、今後それを糧に、バネにして⽣きていくという結論がでました。

    コーチの解説

    この方は(以降Rさんと呼びます)、コーチングセッションで体験したポジションチェンジ(イメージの中で、自分と相手の立場を入れ替えながら会話をする)を、後日ご自分で試してみたそうです。

    その結果、今まで気が付かなかった相手の立場、意図、言いたかったことが分かり、今まで何十年来悩んでいたことが解けて、感謝の気持ちに変わるという大きな変容がありました。

    ポジションチェンジを体験することによって、視点を変える、相手の立場に立って見る、二人の関係を第三者のように客観的に見てみる、という感覚を持つことが出来るようになったことが大きかったと思います。

    Rさんにとっては、まるで足枷が外されたように、自由に前に向かって歩み出すきっかけになり、周りの環境も変化しているようです。

    母親との確執の解消

    母親との確執
    お客さまの声の全文は以下URLをご参照ください。
    https://adpa.site/voice/customer_12/

    記事から一部抜粋します。

    幼少のころは、母から理不尽に叱られて、自分の伝えたい気持ちを受け取ってもらえず、そのまま成長してしまいました。
    高校生の時に、親族のことで大きな問題があり、心を深く傷つけられるような出来事がありました。

    しかしその時も、誰にも私の心は守ってもらえず、反抗することも出来ませんでした。

    この一連の出来事をコーチに聴いていただいた後、幼少期の頃に戻ってある特定の場面をやり直してみるというコーチングセッションを受けました。

    セッションの後、本当は母を深く愛していたこと、本当の母は優しいところが沢山あって優しく接してもらえた時期もあったことを思い返しました。

    大人になってから、母に辛くあたっていたこともありますが、本当は、母と他愛もない話をしてコミュニケーションをとりたかっただけのことと気付きました。

    コーチの解説

    この方は(以降Kさんと呼びます)、幼い頃から母親に甘えることが出来ず、自分の気持ちを理解してもらう機会がありませんでした。

    大変だった出来事、母親への恨みにも聞こえるエピソードを沢山聴きました。
    大人になってからは、喧嘩ばかりしている様子でした。
    話の表面だけを捉えると、酷い母親像が浮かんできます。

    しかしこの方は母親の元を離れない、むしろ「私がいなくなったら母はどうなってしまうんだろう」という考えを持っていました。

    私は「本当はお母さんのことを愛しているのでは?」という問いかけをしました。
    母親の悪い面ばかり話してきたKさんですが、「そうだと思う」という答えが返ってきました。

    その上で、NLPのスキルを活用したセッションを試みました。
    過去の時代に戻って、母と私の特定の出来事をもう一度やり直してみる、というセッションです。

    これは、身体は当時の幼い私、心は大人になって色々な事が理解できる私、が行うこと。そして、時折お母さんの立場になってお母さんを演じてもらうこと。

    さらに、自分とお母さんのやり取りを第三者の位置に立って観察してもらうこと、などを臨場感を持って行います。

    このようなセッションでは次のような効果が期待出来ます。
    • 当時の私とお母さんは何故そうしたのかを客観的に見ることができる
    • 今の私だったらこうする、そうするとお母さんはどうなるのか、を五感を使って体感できる
    • この体験を持って現在に戻ると今の自分が変化する
    セッションで気づきを得たり、潜在意識の変容があると、まるで映画バックトゥザフューチャーのようにその後の人生がドミノ倒しのように次々と書きかわり、現在の私に変化が訪れるようになります。

    コーチングセッション終了後、数日経ってからお母さんとの関係改善のご報告をいただきました。
    文責:相澤雅夫
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