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皆さまこんにちは。
「ADPAニュースレター」2023年9月号(Vol.064)をお届けします。

まずは先回のペーシングです。

…ブルシット・ジョブとは、被雇用者本人でさえ、その存在を正当化しがたいほど、完全に無意味で、不必要で、有害でもある有償の雇用の形態である。
とはいえ、その雇用条件の一環として、本人は、そうではないと取り繕わなければならないように感じている…。

詳しくはアーカイブをご覧ください。
https://adpa.site/coaching/bullshit-jobs/

今回のテーマは「子育てコーチング」です。

家庭は何故大切か

子供を持つお父さん・お母さんは絶対にコーチングを学ぶべきだと思います。

家庭は人間にとって最も大切な場所です。

何故なら、子供が成長する過程で培われる人格は主に家庭で形成されるからです。
それほど大切な家庭ですが、現代人の多くは何も学ばずに結婚し家庭を持つのが実情ではないでしょうか?

様々な社会問題の根幹に家庭崩壊があることは言うまでもない事実です。

今回は、コーチングによって家庭や子育てにどんな影響があるのか、概要だけご紹介します。

子育てが上手くいかない理由

□ 親が解放される

子育てが上手くいかない理由の筆頭は、親自身が問題を抱えているケースです。

様々な悩み、不安を抱えていると、子供に向き合えないばかりか、ストレスを子供にぶつけてしまうこともあります。
コーチングによってまず親が解放されて、自分を受け入れ子供を受け入れることが重要な土台になります。

□ 夫婦仲が良くなる

夫婦仲は子育てにとても大きな影響を及ぼします。
子供は夫婦の愛の結晶のはずです。

もし夫婦仲が悪いと、子供は無意識的に自分の存在価値について疑念を持ったり、自己肯定感の低下につながります。

コーチングによって、自分も配偶者も受け入れ、それぞれの価値を認めるようになれば、夫婦仲は良くなり信頼関係が作られるようになります。

夫婦仲が良いと、子供にも愛情が注がれ、子供はのびのびと明るく生きていくようになります。

コーチング的な関わり

□ 子供の可能性を引き出す

子供は親とは違った才能・能力・個性を持ち、無限の可能性を持って生まれてきます。

この可能性を引き出すか、潰すかは親次第です。
親が自分なりの価値観、身勝手な正義感で子供の生き方を強要すると、心身に支障を来たします。

親がコーチング的な関わりを持つことによって、子供は興味・関心のあることにチャレンジし、自己を成長させ、やがて天職を見つけたり、友達や仲間を増やして生きがいを持った人生を歩めるようになります。

また、家族関係が良好であれば、自分も結婚して幸せな家庭を作りたいという思考を待つようになります。

□ 物事の本質を見極める能力が備わる

親がコーチング的な関わりをすることによって、子供は多面的な視野を持ち、物事の本質を見極めたり、自分にとって何が大切なのか考える力が備わってきます。

これは他者に依存せず、環境に左右されず、自分軸で生きていく上でとても重要な要素です。

コーチング親の会話事例

コーチング的な親子の会話とそうでない親子の会話の違いを簡単な事例でご紹介します。

※ 一般の親を「親_A」、コーチング的な親を「親_B」とします。
事例_1)
コンビニで買い物をしていると、作業服を着た男性が入ってきた。
子供は「あの人の服、汚い」と呟く。

親_A:そんなことを言っちゃ、だめだよ。
子:…でも本当に汚い…。

親_B:あのおじさんはねー、皆んなのために一生懸命仕事をしたから服が汚れてしまったんだよ。だから、あのおじさんに感謝しないといけないね。
子:そうなんだ!おじさん、ありがとう。

※ 親_A=子供の言動を否定。親_B=子供に別の視点を提供。

事例_2)
子供が夕食後、お皿を片付けようとしたら落として割ってしまった

親_A:何してんの! ダメじゃないの。
親_B:片付けようとしてくれたんだね。

※ 親_A=子供の行動を否定し叱る。子供は「怒られた・もうやりたくない」と受け止める。
 親_B=子供の意欲を承認。子供は「自分の気持ちを分かってくれた・次は落とさないように頑張る」と受け止める。

事例_3)
朝アラームが鳴っても起きない子供

親_A:早く起きないと遅刻するよ。また先生に怒られても知らないよ。
親_B:おはよう!美味しい朝ごはんができたよ。

※ 親_A=ネガティブな言葉で脅迫。背景に「あなたはこうしないとできない」がある。
 親_B=ポジティブな言葉で勇気を与える。背景に「あなたは自分でできる」がある。

親の言葉をシャワーのように浴びる子供

子供は、生まれてから自立するまでの間、親から様々な言葉をシャワーのように浴びながら成長します。

十分な日光と水と栄養を与えられた植物はすくすくと成長し、栄養が不十分であったり、害のある成分を浴びてしまった植物は、成長に支障が出たり、枯れてしまうこともあります。
人間も同様の影響が出るとしたら、普段子供にどんな言葉をかけたら良いのか、その重要性を理解していただけると思います。

今後子育てに特化したコンテンツも公開して参りますので、是非参考にしてください。
若い夫婦や、独身者は勿論ですが、「子供はもう成人している」と言うご両親もまだできることは沢山あります。
乞うご期待。
文責:相澤雅夫
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