「5年後にどうなっていたらいいですか?」
この問いに即答できた方は、夢を実現していける人です。
「うーん…」と考え込んでしまう方は、今のままでは夢の実現が難しいかもしれません。
夢を実現する方法は次の3点に集約して説明できます。
- 目的地(ゴール)を明確に設定する
- リアルにイメージする
- メンタルを安定させる
ゴールを明確に設定する
まず、夢の実現に大切なことは、目的地(ゴール)を明確にすることです。
行き先がはっきりしなければ、何をいつまでに行えば良いのかも分からず、何も始まりません。
カーナビに行き先を入力しなければ、ルートが表示されない状況と同じです。
以下、目的地の設定ポイントです。
- 出来るだけ具体的に目的地(夢)を設定する
- 例_1:お金持ちになりたい:NG
→ こんな生活をしている・このようにお金を使っている(目的):OK - 例_2:本を出版したい:NG
→ このような本・誰が読んでいる・装丁・部数・どんな作家(目的):OK
- 例_1:お金持ちになりたい:NG
- どうなれば達成なのか、測定可能な設定にする
- 例_1:億万長者:NG
→ いつまでに、資産〇〇円、〇〇を所有している:OK - 例_2:どんな形でも出版できれば…:NG
→ いつまでに出版、確認方法(書店に並ぶor Net)、書評をもらう…:OK
- 例_1:億万長者:NG
- 目的地到達までの途中経過も設定する
- 例_1:いつかは…、出来るだけ早く:NG
→ 5年後は…、3年後は…、1年後は…、半年後は…:OK
- 例_1:いつかは…、出来るだけ早く:NG
上記のように目的地をより具体的に設定し、どうしてそれが良いのか目的も明確にし、途中経過も設定することによって、方向が定まりそのための手段も見えてくるようになります。
リアルにイメージする
二つ目は、夢が実現した様子を、出来るだけリアルにイメージすることです。
- 具体的なイメージ(五感情報)を持つ
- 例_1:思っている:NG、文字に書く:不十分
→ (夢が実現した時に)視覚:何が見える、形、色、大きさ…。聴覚:何が聞こえる、環境音、声…。触覚:手触り、温度…。嗅覚:匂い…。味覚:味…。
- 例_1:思っている:NG、文字に書く:不十分
- 言葉を変える(現在形・完了形、肯定形)
- 例_1:なりたい:NG
→ なる・なりました:OK - 例_2:運が悪い:NG
→ ラッキーだ:OK - 例_3:〇〇をしない:NG
→ 〇〇をする:OK
- 例_1:なりたい:NG
無意識は、イメージを受け取ると、それを実現しようとする特徴があります。
抽象的な表現ではイメージが伴わないため、無意識に「私が行きたい場所はここだよ」と、教えてあげるようなつもりで、リアルにイメージすることが大切です。
何故、言葉を変えるだけで、効果があるのでしょうか?
実は、無意識には言葉が通じません。しかし、言葉に付随するイメージがあるため、「私は〇〇です」と発言すると、そのイメージを無意識は受け取り、これを実現するために一生懸命働きます。
そして、言葉が通じないので否定形を理解せず、単語に付随するイメージだけをキャッチしてしまうので、肯定形で表現することが重要になります。
例)
- 「ゴミを捨てるな」 → 「ゴミ」「捨てる」をイメージ
- 「キレイに使っていただき、ありがとうございます」 → 「キレイ」「ありがとう」を イメージ
メンタルを安定させる
夢の実現には、目的地を設定すること以上に重要なことがあります。
本当にそれが実現すると信じているマインドと、それを支えるメンタルを持つことです。
「夢が叶ったらいいなー」「だけどこれが心配」「失敗したらどうしよう」
こんな状態では、何か起きた時に頓挫してしまいます。
「絶対出来る」と確信している人は、困難な状況にあっても諦めずに前進し、いずれ目的地に到達できるようになります。
「メンタルを安定させる」内容については、以下の記事でご紹介します。
メンタルを安定させる
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