他人軸

自分軸で生きる

コロナ禍で明暗を分けた経営者

自分軸コロナ禍によって今までの当たり前が当たり前ではなくなったり、仕事や生活の変容を迫られ、この2年間世界中が大きな課題に直面しています。

日本においては、自然災害の懸念、アメリカと中国の覇権争いによる国際情勢の影響などもさらに不安材料としてのしかかってくるでしょう。

様々な要因によって環境の変化を余儀なくされる中で、私たちが自分らしく生き、幸せを掴んでいくためには何が必要でしょうか?

このコロナ禍で、同じ業界・業種でも大打撃を受けて経営が破綻している会社と、むしろ業績好調で、史上最高の売上を叩き出した会社もあります。

上手くいっている会社には共通点がありました。
それは、経営者が自分軸を持っているということです。

自分軸とは

自分軸とは自分軸とは、生き方や働き方のポリシーであり、何を大切に生きるのかという価値観に当たります。

自分軸のある人は、他人の評価や世間の情報は気にせず、自分の視点で決めることができます。

大きな変化が予想されるこれからの時代には、自分軸を持つことがとても大切になってきます。

企業においても、「何のためにこの仕事をしているのか」「私たちの役割は何か」「ゴールはどこ」という自分軸さえあれば、手段に拘らず、環境の変化にも柔軟に対応できる組織になれます。

自分軸ではない生き方

他人軸まず、自分軸ではない生き方(他人軸)を見ていきましょう。

  1. 他者の意見に従う
    「あなたはこれが向いている」「これからはこの業界がいいよ」など、他人の助言で選択する。
  2. 誰かの要求や期待に応える
    「本当はやりたくないけど、上司から頼まれたので断れない」「親から期待されているので、自分のやりたいことは我慢している」など。
  3. 一般常識に合わせる
    「今どきは皆んなこうしている」「あなたは女性なんだからこうしなきゃダメよ」など。
  4. 不安だからやる
    「老後が不安だから貯金しておかなくちゃ」「仲間はずれにされないように飲み会に参加する」など。
  5. 逃避やストレス解消
    「休日に友人と飲み歩いてハメを外す」「ギャンブルにお金を注ぎ込む」など。
  6. 過去からの思い込み
    状況が変わっても「これをやると決めたから」「こうなるはずだから」など。
  7. 中毒(依存症)
    「仕事をしていないと落ち着かない(ワーカホリック)」「必要がなくても次々に買い物をする」など。
  8. 怒り・憎しみ・復讐心が動機
    「絶対に見返してやる」などの復讐心で頑張る、(貧しかったので)「絶対金持ちになる」など。

上記が全て悪いという話ではなく、「楽しんでいる」「安心できる」「自分らしくてやりがいを感じる」などの状態であれば問題ありません。

もし、この状態が「幸せではない」「満足していない」「本当に私がやりたいことではない」場合は、自分軸を見つけて、そこを基軸にする生き方をお勧めします。

自分軸の中身

自分軸の中身自分軸は、ビジョンと価値観という側面に分けて考えることができます。

両者を簡単に表現すると、私にとってのビジョンは「どうなりたいのか」、私にとっての価値観は「何が大切か」となります。

旅行を例にすると、どこに行きたいか「行き先」に当たるのがビジョン、そこで何をしたいのか「過ごし方」に当たるのが価値観です。

人生に例えれば、夢を叶えた理想の姿がビジョン、どうしてそこに行きたいのか、何のために必要なのか「理由」が価値観です。

ビジョンと価値観は全く別なものではなく、最終的な目的地は同じである場合があります。
ビジョンが描く場所に行かなければ、価値視しているものが手に入らないかもしれないし、大切にしている価値観通りに生きていけば、やがてビジョンで描いた通りの場所に辿り着くかもしれないからです。

登山で言えば、頂上を見ながら、その方向に向かって山を登るタイプと、頂上は見えないけど納得できる道や方法で登るタイプのように、アプローチの違いと言って良いと思います。

自分軸の探し方

自分軸の探し方夢やビジョンを描ける人は、それを深掘りしていきます。

例) 夢はお金持ちになること
→ お金持ちになったら何をする?
→ 空き家をどんどん買い取っておしゃれで綺麗な家にリノベーション
→ おしゃれで綺麗な家はどう活用する?
→ 一人暮らしのお年寄りが集まって共同生活できるシェアハウスとか、子供食堂とか
→ 何が嬉しい?
→ 皆んなの笑顔とか、人との繋がりとか

※ 深掘りした結果、価値観の要素が出てきます。
ビジョンに向かっていくその先に何が待っているのかが見えてくると、モチベーションが上がり、より実現に近づきます。

夢やビジョンがなかなか描けないという人は、過去の嬉しかったこと、楽しかったこと、上手くいったこと、熱中できたことなどを思い出して深掘りします。

例) 中高生時代に部活に打ち込んで、最後に優勝できた
→ どんな様子・どんな気持ち?
→ 嬉しくて泣いた
→ 何が嬉しかった?
→ 弱小チームだったけど、最後はチームワークで勝てた

例) 友達と3人でサイクリングに行った
→ どうだった?
→ 疲れたけど楽しかった
→ 何が楽しかった?
→ 誰も行ったことがない場所に、地図を頼りに冒険できた

※ 過去のエピソードから価値観の要素が出てきたら、現在の環境でその価値観を満たす方法を考えます。

    例)

  • 皆んなが協力し合って取り組めることって何だろう?
  • 小グループでワクワクするような冒険って何だろう?
  • その上で、これらが具現化するような小さな目標を立てます。この小さな目標の積み重ねの先にビジョンが待っています。

ビジョンと価値観を自認することによって、自分軸がしっかりと備わってきます。

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